インモードはやめた方がいいってほんと?効果ないといわれる理由や後悔する理由を解説

「インモード」は、メスを使わずに小顔効果やたるみ改善に期待できる人気の美容医療施術です。

しかし、「やめたほうがいい」といわれることがあり、その効果に疑問を感じる方が多いです。

実際に、インモードに興味があるけど不安を感じる、また実際に施術を受けて効果や費用対効果に疑問を持った方もいるのではないでしょうか。

この記事では、なぜ「インモードはやめた方がいい」と言われるのか、その具体的な理由について解説します

また、他施術との比較も行うため、リフトアップや脂肪減少を目指す方はぜひ参考にしてください。

目次

「インモードはやめた方がいい」と言われるのはなぜ?

はじめに、インモードはやめたほうがいいと言われる理由について解説します。

結論、インモードは以下の理由で後悔する方が多いです。

  • 効果が実感できない
  • リスクや副作用がある
  • 料金が高い

それぞれ、詳しく解説します。

効果が実感できない

インモードは、、効果の現れ方や感じ方には個人差が大きいです。

例えば、もともとの脂肪の量やたるみの程度、肌質によっては、変化を感じにくい場合があります。

また、複数回の施術が推奨されることが多いため、1回や2回の施術だけでは満足のいく結果にならない場合があります

すぐに変化を実感したい方が、期待してた効果と実際の効果にギャップに「効果がなかった」「やめた方がよかった」と感じてしまう可能性があります。

リスクや副作用がある

インモードは比較的安全性の高い治療とされています。

しかし、医療行為である以上、リスクや副作用の可能性はゼロではありません。

具体的には、施術中に痛みや熱さを感じることがありますし、施術後には赤み、腫れ、内出血といったダウンタイムが生じることが一般的です。

頻度は低いものの、熱傷(やけど)や色素沈着、一時的な神経のしびれといった副作用のリスクもあります。

こうしたリスクを十分に理解せず施術を受けると、想定外の痛みやダウンタイム、万が一の副作用に後悔してしまう可能性があります。

料金が高い

インモードは自由診療であり、保険適用外のため、施術費用は全額自己負担となります。

クリニックや施術範囲にもよりますが、1回あたりの料金は数万円から十数万円程度と、決して安価ではありません

さらに、多くの場合、十分な効果を得るためには複数回の施術が必要となるため、トータルで数十万円以上の費用がかかることも少なくありません。

この費用に見合うだけの効果を実感できるかどうか、費用対効果を慎重に考える必要があります。

予算的に厳しい場合や、費用対効果に疑問を感じる場合は、「やめた方がいい」という判断に至る可能性があります。

インモードの効果を感じにくいケースと必要回数

インモードは、「RFエネルギー」といわれる高周波の熱を利用し脂肪細胞にアプローチし、肌の引き締めやたるみ改善を目指す治療です。

そのため、人の脂肪のつき方やたるみの程度、肌質により、効果を感じにくい場合があります

ここでは、インモードの効果を感じにくいとされるケースや、効果を実感するまでに必要な期間や回数の目安について解説します。

インモードの効果を感じにくいケース

インモードは多くの方に効果が期待できる施術ですが、中には効果を実感しにくい、あるいは他の施術の方が適している場合もあります。

例えば、皮下脂肪が元々非常に少ない方は、インモードによる脂肪減少効果を感じにくいです。

反対に、皮下脂肪が極端に多い場合や、たるみが非常に強く皮膚が多く余っているような状態だと、インモードだけでは満足のいく効果を得るのが難しいです。

また、顔の大きさや輪郭が、脂肪やたるみではなく骨格に由来する場合は、インモードの効果は薄いです。

ご自身の悩みの原因がどこにあるのか、そしてインモードが得意とする効果と合っているかを見極めることが大切になります。

効果が出るまでの期間と回数

インモードの効果の現れ方には個人差がありますが、一般的には施術直後から引き締まりを感じる方もいます。

しかし、よりはっきりとした効果、特に脂肪減少やコラーゲン生成によるハリ感の向上は、数週間から数ヶ月かけて徐々に現れることが多いです。

そのため、1回の施術で劇的な変化を期待するのではなく、複数回の治療が必要になるケースが一般的といえるでしょう。

クリニックでは、肌の状態や目指す効果に合わせて、1ヶ月に1回程度のペースで3回から5回程度の施術を推奨しています。

回数はあくまで目安です。

最適な治療期間や回数は、個々の状態により異なり、カウンセリングで医師とよく相談することが重要です。

【リスクと副作用】インモードのデメリット

インモードは美容医療であり、デメリットやリスク、副作用の可能性もゼロではありません。

施術を受ける前には、良い面だけでなく、リスクやデメリットを理解しておくことが、後悔しないための重要なポイントです。

ここでは、インモードを受ける上で知っておくべきデメリットについて、具体的に解説していきます。

施術中の痛みや熱さ

インモードの施術、特に脂肪減少を目的とする「MiniFX(ミニエフエックス」)では、痛みや熱さを感じることがあります。

皮膚を吸引される感覚と、熱エネルギーが照射される際のチクッとした熱さを感じることが多いです。

痛みの感じ方には個人差が大きく、部位によっても感じ方が変わることがあります。

たとえば、フェイスラインやあご下など、皮膚が薄い部分や骨に近い部分は、痛みを感じやすいです。

多くのクリニックでは、痛みを和らげるために冷却機能を使ったり、希望に応じて麻酔クリームを使用したりできます。

痛みが心配な方は、カウンセリング時に伝え、どのような対策が可能か相談してみましょう。

ダウンタイムの症状

インモードの施術後には、ダウンタイムと呼ばれる回復期間があります。

主な症状としては、施術部位の赤み、腫れ、そしてMiniFX(ミニエフエックス)の吸引による内出血や、点状の吸引跡が挙げられます。

赤みや腫れは、通常、数時間から長くても数日程度で治まることが多いです。

内出血や吸引跡は、個人差がありますが、1週間から2週間程度で徐々に薄くなっていくのが一般的です。

ダウンタイム中は、肌が敏感になっているため、強くこすったりせず、保湿や紫外線対策を丁寧におこなうことが大切です。

メイクは、赤みなどが引けば翌日から可能な場合が多いですが、クリニックの指示に従いましょう。

副作用やトラブル

インモードは、比較的安全性の高い治療とされていますが、ごく稀に副作用やトラブルが起こる可能性があります。

たとえば、RFによる熱傷や火傷、水ぶくれや色素沈着などの副作用がある場合があります。

また、神経に近い部位への照射により、一時的なしびれや感覚の鈍さ、表情筋の動かしにくさなど、神経麻痺のような症状が出る可能性もあります

これらのリスクは、施術者の経験不足や、機器の設定が不適切な場合などに高まる可能性があります。

信頼できる医療機関を選び、経験豊富な医師による適切な施術を受けることが、こうしたトラブルを避ける上で非常に重要になります。

インモードの料金相場

インモードの施術費用は、クリニックや施術範囲、使用するハンドピース(MiniFXやFORMAなど)によって異なります。

また、自由診療のため比較的高額になる傾向があります。

たとえば、顔全体の施術で1回あたり数万円から十数万円程度が一般的な相場です。

多くの場合、複数回の施術が推奨されるため、コース契約やセットプランが用意されています。

1回の料金だけでなく、効果を得るまでに必要な回数を考慮したトータルの費用を把握することが大切です。

支払う費用に対して、自分が期待する効果や満足度が得られるかどうか、費用対効果を慎重に検討する必要があります。

インモードと他施術を比較

インモードに興味があるけれど、たとえばハイフや糸リフトなど他の美容医療と比べてどう違うのか、気になっている方も多いでしょう。

自分の悩みや希望に対して、本当にインモードが最適な選択肢なのかを判断するためには、他の治療法の特徴やメリット・デメリットを知っておくことが重要です。

ここでは、代表的なたるみ治療や脂肪減少治療とインモードを比較し、それぞれの違いを簡潔に解説します。どの治療が自分に合っているか、考えるヒントにしてみてください。

ハイフ(HIFU)との主な違い

【比較のポイント】

項目インモード (MiniFX+FORMA)ハイフ (HIFU)
主な作用層脂肪層、真皮層SMAS筋膜、真皮層(機種により異なる)
得意な効果脂肪減少、引き締め、ハリ感アップリフトアップ(土台からの引き上げ)、引き締め
アプローチRF(高周波)の熱+吸引 (MiniFX) / RFの熱 (FORMA)高密度焦点式超音波の熱
痛みMiniFXは吸引時の痛みや熱感あり。FORMAは温かい感覚が中心。骨に響くような痛みや熱感を感じることがある。
ダウンタイム赤み、内出血(MiniFX)、腫れ感。比較的短い傾向。赤み、腫れ感、筋肉痛のような痛み。個人差あり。

インモードとハイフは、どちらも人気のたるみ治療ですが、アプローチ方法と得意な効果が異なります。

インモードは主に脂肪層と真皮層に働きかけ、脂肪を減らしながら肌を引き締める施術です。

一方、ハイフは皮膚の土台となるSMAS筋膜という層に熱を加えて引き上げることで、リフトアップ効果を狙います。

脂肪が多いフェイスラインや二重あごにはインモード、全体的なたるみを土台から持ち上げたい場合はハイフ、といった使い分けや組み合わせが考えられます。

糸リフトとの主な違い

【比較のポイント】

項目インモード (MiniFX+FORMA)糸リフト
アプローチRF(高周波)の熱+吸引による引き締め・脂肪減少医療用の糸を挿入し、物理的に皮膚を引き上げる
得意な効果脂肪が多い部位の引き締め、ハリ感アップたるんだ皮膚の直接的なリフトアップ、Vライン形成
ダウンタイム赤み、内出血、腫れ感。比較的短い傾向。腫れ、痛み、内出血、ひきつれ感。数日~数週間。
持続期間半年~1年程度(複数回施術推奨)糸の種類により半年~2年程度
施術方法機器を当てる(非侵襲的)注射針で糸を挿入(低侵襲的)

インモードと糸リフトは、たるみ改善のアプローチが大きく異なります。

インモードが熱エネルギーで肌自体の引き締めや脂肪減少を促すのに対し、糸リフトは特殊な糸を皮下に挿入して物理的にたるみを引き上げます

糸リフトは、たるんだ皮膚を直接持ち上げる効果が高く、よりはっきりとしたリフトアップ感を求める方に向いています。

一方、インモードは脂肪が気になる部位の引き締めや肌質の改善も期待できます。

ダウンタイムは糸リフトの方が腫れや痛みが長引く傾向があるため、ライフスタイルに合わせて選択することも重要です。

脂肪溶解注射や脂肪吸引との主な違い

【比較のポイント】

項目インモード (MiniFX)脂肪溶解注射脂肪吸引
アプローチRF(高周波)の熱+吸引による脂肪細胞へのアプローチ脂肪を溶かす薬剤を注射カニューレ(細い管)で直接脂肪を吸引・除去
得意な効果部分的な脂肪減少、引き締め部分的な脂肪溶解まとまった量の脂肪除去、確実なボリュームダウン
ダウンタイム赤み、内出血、腫れ感。比較的短い傾向。腫れ、痛み、内出血、しこり。数日~数週間。強い腫れ、痛み、内出血、拘縮。数週間~数ヶ月。
施術回数複数回推奨複数回必要通常1回
侵襲度低い(非侵襲的)中程度(注射)高い(手術)

インモード(MiniFX)は、部分的な脂肪減少を目指す点で脂肪溶解注射や脂肪吸引と比較されます。

インモードはRFの熱と吸引で脂肪細胞にダメージを与え、徐々に排出を促します。

脂肪溶解注射は薬剤で脂肪を溶かしますが、効果の現れ方は穏やかで複数回必要です。

また、脂肪吸引は物理的に脂肪を除去するため最も確実な脂肪減少が期待できます。

しかし、ダウンタイムが長く、身体への負担も大きくなります。

インモードは、脂肪吸引ほどの劇的な変化はないものの、ダウンタイムを抑えつつ部分的な脂肪減少と引き締めを狙いたい場合に適しています。

インモードがおすすめな人

ここまで、インモードの「やめた方がいい」と言われる理由や、効果、リスク、他の施術との違いなどを見てきました。

これらの情報を踏まえて、インモードがおすすめな人の特徴と、そうでない人の特徴をまとめます。ご自身の状況と照らし合わせながら、最終的にインモードを受けるかの参考にしてください。

インモードがおすすめな人

【インモードが選択肢になりやすいケース】
  • フェイスラインのもたつきや二重あごなど、特定の部位の脂肪が気になる
  • 肌のハリ感がなくなり、たるみによる毛穴の開きなどが気になる
  • 顔全体の引き締め感、タイトニング効果を求めている
  • メスを使う手術(フェイスリフトや脂肪吸引)には抵抗がある
  • ダウンタイムはなるべく短く抑えたい

インモードは、特にフェイスラインやあご下など、気になる部分の脂肪を減らしながら肌を引き締めたい方におすすめの施術です。

また、高周波の熱作用によってコラーゲン生成が促されるため、肌のハリ感アップや、たるみによる毛穴の改善といった効果も期待できます

メスを使わない治療なので、手術に抵抗がある方や、比較的短いダウンタイムで治療を受けたい方にも適しているといえるでしょう。

他の施術の検討がおすすめな人

【他の施術を検討した方が良いかもしれないケース】
  • 皮下脂肪が極端に少ない、または非常に多い
  • たるみがかなり強く、皮膚の余剰が多い
  • 痛みに非常に弱い、またはダウンタイムを全く取れない
  • 1回の施術で大きな変化、劇的なリフトアップを求めている
  • 費用をできるだけ抑えたい

インモードは、すべての人に効果が期待できる施術ではありません。

たとえば、痩せ型で皮下脂肪がもともと少ない方には、脂肪減少効果はあまり期待できません。

反対に、脂肪が非常に厚い場合でも、たるみが重度で皮膚が大きく余っている場合は、インモードだけでは結果が得られにくいです。

そのような場合、糸リフトやフェイスリフト手術、脂肪吸引などが敵している可能性があります。

また、痛みに非常に弱い方や、1回の施術で劇的な変化を望む方、費用を最優先に考える方も、他の施術を検討するのがおすすめです。

インモードを受けるクリニックの選び方とカウンセリングのポイント

ここからは、インモードを受けてみたい方に向け、後悔しないためのクリニック選びでチェックすべきポイントと、カウンセリングで必ず確認・相談すべきことについて解説します。

クリニック・医師選びのポイント

【信頼できるクリニック・医師選びのチェックリスト】
  • インモードの施術実績や症例数が豊富か
  • 皮膚科や形成外科の専門知識を持つ医師が担当するか
  • カウンセリングが丁寧で、メリットだけでなくリスク説明も十分か
  • 料金体系が明確で、事前に総額を提示してくれるか
  • 万が一の際の アフターフォロー体制が整っているか

クリニックを選ぶ際は、まずインモードの施術経験が豊富な医師が在籍しているかを確認しましょう。

公式サイトの症例写真や医師の経歴などが参考になります。

カウンセリングでは、あなたの話を丁寧に聞き、メリットだけでなく、リスクや副作用についても時間をかけて説明してくれるかどうかが重要です。

料金体系が分かりやすく、見積もり以外の追加費用が発生しないかどうかも確認が必要です。
また、施術後の経過観察や、万が一トラブルが起きた場合の対応など、アフターフォローがしっかりしているクリニックを選ぶと、より安心して任せられるでしょう。

カウンセリングの確認・相談するポイント

【カウンセリングで必ず確認・相談したいこと】
  • 自分の悩み(どこの、何が気になるか)と理想の状態を具体的に伝える
  • 期待できる効果とその限界、必要な回数・期間、総額費用を明確に確認する
  • 考えられるリスク、副作用、ダウンタイムの程度と期間について詳しく質問する
  • 痛みへの対策、麻酔の有無や種類について確認する
  • アフターケアの方法や、施術後の注意点について聞く
  • 既往歴、アレルギー、現在服用中の薬やサプリメントなど、自身の健康状態を正確に伝える
  • 少しでも疑問や不安に思うことは、遠慮せずに全て質問し、納得するまで説明を受ける

カウンセリングでは、自身の悩みやなりたいイメージを具体的に伝えましょう。

その上で、期待できる効果だけでなく、限界についても説明を受け、現実的なゴールを共有することが重要です。

費用や回数、期間はもちろん、リスクやダウンタイムについても質問しましょう

痛みへの配慮やアフターケアについても確認しておくと安心です。

また、持病やアレルギーなど、ご自身の健康に関する情報は必ず正確に伝えましょう。

全ての疑問や不安が解消され、納得できた上で施術を決めることが大切です。

まとめ

この記事では、「インモードはやめた方がいい」と言われる理由について、効果への疑問、リスクやデメリットについて解説しました。

インモードは、気になる部分の脂肪減少や肌の引き締めに効果が期待できる一方で、「効果を感じにくい」ケースや、痛み・ダウンタイム、稀な副作用といったリスクがあります。

また、複数回の施術が必要となる場合が多く、費用対効果についても注意が必要です。

重要なのは、自身の悩みや目的、許容できるリスクや予算と、インモードの特性が合っているかを見極めることです。

他の治療法とも比較検討し、最も納得できる選択をするようにしてください。

※本記事は可能な限り正確な情報を記載しておりますが、内容の正確性や安全性を保証するものではありません。
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